過程を知ることで理解が深くなる_プロセスエコノミー
最近、アーティストのオーディションから結成までの過程を公開した作品を一気見した。
当たり前のようにメンバー全員の顔と名前一致するし、そのグループの音楽を聴くようになった。
ちゃんとハマった。
で、こうなることは大体予想した上で一気見をして、エピソードごとの自分の心の変わり方を観察してみた。
大体の人が同じく、ざっくり以下のような順番で気持ちが変わっていくのではないかと思う。
もちろん、それぞれの項目の中に小さな転換点がある。
- 候補者を見る前に、開催側の第一印象を受ける
- 何人か気になる候補者を見つける
- 主にその人たちを応援する
- 最後まで見る、音楽を聴く
上記の過程を順に見て徐々にファンになっていくことも楽しかったが
4まで進んでからもう一度1に戻る、というところに今まで感じたことがなかった気持ちになった。
4まで進むということは1つのオーディションという物語自体は終わりということになる。
終わった途端に虚無感というか、満足はしているけど何か足りないような気持ちになった。
気づくと時間を置かずに、もう一度1に戻って動画を見返していた。
あまり知らなかった開催側のことやアドバイスも意味があると感じながら、
実際に合格したメンバーを中心に1次審査、2次審査…と見ていき、最終との成長ぶりを見ていた。
このあたり、これまでのフィクションのドラマなどとは違うところで新鮮だった。
結末は知っている。次に何を言われるのかも知っている。
それでも同じところを見る。
グループ名を知る。デビューした曲を聴く。
聴きながらこれまでのオーディション過程を思い出す。
1次審査とは比べ物にならないくらいかっこいい。
という感じに気持ちは変わっていった。
ハマるって情報を得る・知ることだと感じた。
今回だとそのグループ結成までの過程を知る。
一人一人の成長過程を知ることで、デビュー後に初見の他の人と比べて話せる情報量が違う。
また、人によってどこが良かったかは異なるのでそこでの違いも生み出せる。
外見や声など、その人のストーリーを知らなくてもファンになる要素はある。
それ以外にも、今テレビで歌っている人について、私はこの人たちのこんな一面も知っている、
という気持ちを持つことが、ファンになるということなのかとも思った。
ちなみにグループ名はHANA。
ちゃんみなかっこいい。