【コストコ戦略分析】コストコの会員費の役割とは?

はじめに

日本にも〜店舗構える会員制の小売チェーン「コストコ・ホールセール」

皆さんもご存知の通り、コストコで買い物をするには会員になる必要があります。

実は、この会員制度はコストコにとって重要な役割を果たしてるのです。

それは、

安定した収益と顧客の囲い込み  です。

どういうことか、具体的に見ていきましょう。

分析

年会費

コストコ(日本)では以下の年間会員費がかかります。

個人会員 ゴールドスター4840円
エグゼクティブ・ゴールドスター9900円
法人会員 ビジネス4235円
エグゼクティブ・ビジネス9900円

この会員費を支払って継続する会員はおよそ90%に達しているそうです。

決算内容

続いて決算内容を見てみます。

2021年度の第2四半期の決算内容によると、

売上高438億8800万ドル
会員収入8億8100万ドル
営業経費434億2900万ドル(商品仕入+販管費等+その他)

表の通り、コストコは売上高が438億8800万ドルあり、それとは別に8億8100万ドルの会員費による収入があります。

そして商品原価や営業費用として434億2900万ドルが費やされているのです。

会員収入がなければ売上高の約99%を営業経費で使うことになります。

商品は原価ギリギリで販売し顧客に喜んでもらい、会員を継続させることで、

コストコは利益を増大させ、より原価率の高い商品を販売することができるのです。

まとめ

コストコは食品以外にもアウトドアグッズやフードコートなどもあるため、行くだけで楽しめますね。

コストコをただの小売店ではなく、一つの楽しめる場所として提供することは会員の増加にも繋がります。

このように顧客との関係性を会員という形にすることで、コストコの安定的な利益になり、

顧客にとっても価値のある存在であり続けることができるのです。

一度熱狂的なファンになると長い付き合いが期待でき、顧客自らが広告となってくれるため

非常に重要な存在です。